「核のごみ」講演会は終了しました。
ご参加くださった皆様ありがとうございました。
当日の資料です↓
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講演会のお知らせ
核のごみ これ以上出すと あふれます!!!
講師:高野 聡さん 原子力資料情報室
2024年11月16日(土)
13:00 - 15:00(開場12:45)
東光院 多目的ホール 海近寺巣(大磯駅から徒歩7~10分)
参加費:500円(賛助会員・学生 無料)
定員40名 要予約
予約・問合わせ先:メール eshiftoiso@gmail.com
電話 080-3217-0817(岡部)ショートメール可
●原発を動かせば、放射性廃棄物-核のごみが出ます。日本で商業用原発が動き始めて58年。福島原発事故以前は54基が稼働し、核のごみもたまっていきました。しかし…
●“トイレなきマンション”といわれる原発はこのままではあと数年で満杯。
●未来世代に安全な環境を残すため、この難題をこれ以上ほったらかしにはできません。
●なぜこんなことに?まずは現状理解から。ご参加お待ちしています。
講師プロフィール
高野聡 さん
原子力資料情報室 / 特定放射性廃棄物小委員会委員
ソウル大学環境大学院博士課程修了。エネルギー政策、熟議民主主義、社会運動理論などを学ぶ。原子力資料情報室で主に核ごみ問題を担当。
第4回小さな勉強会のお知らせ
ソーラーシェアリングを実現するために
知っておきたいこと
講師:竹村英明さん (株)グリーンピープルズパワー代表取締役
2024年6月16日(日)13:30 - 15:30(開場13:15)
大磯町立図書館 大会議室(大磯駅徒歩5分)
入場無料(カンパ歓迎)
定員20名 要予約
予約・問合わせ先:eshiftoiso@gmail.com
大磯エネシフトは、太陽光発電事業をやりたい法人と耕作放棄地を持つ農家、農業をやってみたい人をつなぐ「みんなの大磯ソーラーシェアリング構想」を提案しています。(大磯エネシフトニュース第22号)構想を実現に近づけるために、再生可能エネルギー100%を目指す市民出資の電力会社グリーンピープルズパワー代表の竹村英明さんから全力で学びたいと思っています。
市民がつくるソーラーシェアリングに関心のある方、たくさんの質問を持ってご参加ください。
★終了しました
廃炉とは何か?
福島第一原発にも「廃炉法」を
講師:尾松 亮さん (東洋大学客員研究員)
2024年2月17日(土)13:00 - 15:00 (開場12:30)
大磯町立図書館 大会議室
参加費: 500円 / 賛助会員・学生 無料
定員:50名
問い合わせ:電話 080-3217-0817 (岡部)ショートメール可
メール eshiftoiso@gmail.com
「福島第1原発は、どうなれば廃炉完了なのかは決まっていない」これが東電の公式見解だという。
「廃炉まで30~40年かかる」と聞かされてきたが、「廃炉」のゴールが決められていないのだ。事故炉に残る燃料デブリですら法的定義もされず、誰の責任でどのように扱うかも決まっておらず、放射性廃棄物が長い間、敷地に残ることも予想できる。
このことに気づいた尾松さんは、スリーマイル、チェルノブイリなどの先例を検証し、「事故原発の後始末を誰の責任でどこまでやらせるのか」を定める「廃炉法」の制定が必要、その過程に「私たちは福島原発をどのような状態にしてほしいのか、意見していかなければいけない」と考える。もう人任せにするのはやめたい。
負の遺産の後始末をともに考えていきましょう。
★終了しました。
3.11から12年
脱原発したドイツと
原発回帰する日本
講師:満田夏花さん (国際環境NGO FoE Japan 事務局長)
2023年12月16日(土)14:30~16:30
大磯町立図書館 大会議室
参加費 500円 / 賛助会員・学生 無料
定員50名(要予約)
問合わせ・予約:電話 080-3217-0817 (岡部)ショートメール可
メール eshiftoiso@gmail.com
◎ウクライナ戦争をきっかけにしたエネルギー危機、そして気候変動を止めるための脱炭素。これらの大きな課題についての日本とドイツの対応は全く異なるものでした。この政策の違いの背景をじっくりと考えてみたくなりませんか?
◎まず、原発回帰する根拠となったGX(グリーン・トランスフォーメーション)脱炭素電源法案の中身を知りましょう。そして、処理汚染水を海洋放出するのはこれをやり遂げるため!と言われた「廃炉」と「復興」の現実も知りたい。
◎今年4月、国会でGX法案の参考人として意見陳述し、汚染水問題では陸上保管案を早くから提案し続けてきた満田夏花さんからお話をうかがい一緒に考えましょう。
★終了しました。
★満田夏花さんの講演資料をアップしました。
new!★講演の録画はここをクリックしてご覧ください。
You Tubeサイトにリンクします。
★講演の直前、COP28で出された2つの宣言「2030年までに再エネ発電容量3倍」(122カ国賛同の正式採択宣言)」「2050年までに原発発電容量3倍」(22カ国賛同の有志国宣言)が今後に大きく影響するため急遽講演のテーマとして追加していただきました。そのためドイツの脱原発についてはお話しできませんでした。
ドイツの脱原発については以下をクリックして環境NGO FoEの記事をご覧ください。
とき: 5月26日(金) 午後1時半~3時半
ところ:大磯図書館大会議室
予約不要、参加無料
セミナー(動画)を視聴して、その後にご参加の皆さんとあれこれお話しする企画です。
セミナーの講師、東光弘氏が代表取締役をつとめる(株)市民エネルギーちば は2014年に活動を始め、千葉県匝瑳市でソーラーシェアリングと循環型農業の融合によって耕作放棄地の再生や農業の6次産業化を推進しています。
千葉県はソーラーシェアリングの提唱者長島彬氏が地元でその技術を進める市原市、自然と共生する里づくりの政策から100%有機米の学校給食を実現したいすみ市など、太陽光発電と環境保全と有機農業の先進的な地域です。環境と農業とエネルギーをひとつにつなげて地球と生き物、人を守っていく取り組み。私たちの町にも!と思います。
ご参加をお待ちしています。
*参加できない方もYou Tubeでこの動画を見られます。
「市民エネルギーちばYou Tube」で検索してご覧ください。
★終了しました
自主上映会開催
「原発をとめた裁判長そして原発をとめる農家たち」
2014年、関西電力大飯原発の運転停止命令を下した樋口英明・福井地裁元裁判長は退官後、日本の全原発に共通する危険性を社会に広める活動を始めた。
一方、福島では放射能汚染によって廃業した農業者・近藤恵が農地で太陽光発電をするソーラーシェアリングに復活の道を見い出す。原発をとめるために。
フクシマ原発事故から11年目のドキュメンタリー。化石燃料に替わるクリーンなエネルギーとして着々と復活しつつある原発から目を離さない!
ご参加お待ちしています。 (92分)
日時:2023年3月21日(火/祝)10:00開演9:30開場/14:00開演13:30開場(2回上映)
会場:大磯町立図書館 大会議室(神奈川県中郡大磯町大磯 992)
定員:各回30名 (要予約)
参加費:500円(賛助会員、学生、18歳未満は無料)
問合わせ・予約:電話080-3217-0817(岡部)email: eshiftoiso@gmail.com
★終了しました。
午前・午後、ともにたくさんのご参加をいただきありがとうございました。
午前の回では、時々音声が途切れるトラブルがあり、大変ご迷惑をおかけいたしました。
申し訳ありません。
湘南地域で今後開催される当作品の上映会情報をお知らせします。
できるだけたくさんの方々にご覧いただきたいと願っています。
★湘南リレー上映会・開催情報⼀覧
◆横浜・本郷台
⽇時: 4 ⽉ 9 ⽇(⽇)14:00 開演(1 回上映)
会場 地球市⺠かながわプラザ映像ホール(横浜市栄区)
定員:125 名
主催:ぶんぶんトークの会
後援:福島原発かながわ訴訟原告団・同弁護団・同⽀援する会
問合せ先:ぶんぶんトークの会事務局 090-2650-8240 bunbuntalk@yahoo.co.jp
ホームページ:https://blog.goo.ne.jp/bun_bun_talk
◆平塚
⽇時:4 ⽉ 15 ⽇(⼟)14:00 開演 ⼩原浩靖監督トーク付き上映会
会場:ひらつか市⺠活動センター (平塚市⾒附町)
定員:60 名
主催:NPO 法⼈ひらつかエネルギーカフェ
問合せ先:090-7638-2106(⼤嶋)
◆横浜・本郷台
⽇時:7 ⽉ 1 ⽇(⼟)13:30 開演 樋⼝英明元裁判⻑講演と上映会
会場:地球市⺠かながわプラザ映像ホール(横浜市栄区)
定員:125 名
共催:横浜・平塚・湘南YWCA
問合せ先: 横浜YWCA 045-681-2903
◆鎌倉
⽇時:9 ⽉ 9 ⽇(⼟)13:30 開演 樋⼝英明元裁判⻑講演と上映会
会場:鎌倉商⼯会議所地下ホール(鎌倉市御成町)
定員:153 名
主催:ぐるぅぷ未来
問合せ先:080-1167-6679(上野)
12月11日(日) 午後2時~4時 (開場1時半)
大磯町立図書館2階 大会議室
参加費:500円(賛助会員・学生 無料)
要予約 先着30名(早めにご予約ください)
終了しました
今年8月、政府は3・11福島原発事故以降、歴代首相が新増設を認めず原発依存度は可能な限り低減させるとしてきた政策を突然転換させました。これに対し、飯田哲也さんが事務総長をつとめる全国ご当地エネルギー協会は「国民的議論なきエネルギー政策の撤回を求める」緊急声明を出しました。講演では、緊急声明の内容を始めとして、エネルギー危機と気候危機で優先すべき解決策について話していただきます。あわせて、新築したご自宅での「エネルギー自給自足生活」についてもお聞きしましょう。ぜひご参加ください。
問合わせ・予約 080-3217-0817(岡部) email: eshiftoiso@gmail.com
★飯田哲也氏の講演録画をアップしました。
クリックすると講演録画が見られます。↓
飯田哲也氏講演/エネルギー危機と気候危機を乗り越えるために2022.12.11 - YouTube
また、この講演の内容をふまえて、3月初め発行の「大磯エネシフトニュース」
第21号で世界的な再生可能エネルギー潮流から外れた日本のエネルギー政策の謎を特集する予定です。
「『人新世論』公開ミーティング」を見て・話して・考える
9月10日(土) 10:00 ‐ 12:00
予約不要・参加無料
大磯町立図書館本館2階 大会議室
勉強会は終了しました
45万部を超えるベストセラー「人新世の『資本論』」著者の若き経済学者・斎藤幸平さんを囲んて゛、
環境学者の飯田哲也さん、気象学者の江守正多さん、この魅力的な3人に2人の若者か゛加わった討論動画を見ます。メンハ゛ーの魅力もさることなか゛ら気候変動対策のアクティビストの若者たちが学識者トリオに食いついて、自由で活気のある楽しい 討論です。動画全体は2時間を超してしまうので、残念ながら今回は前半1時間だけの視聴です。でも、きっと 後半も見たくなるはず。ご参加お待ちしています。
講師:竹村英明氏 (N P O 法人市民電力連絡会会長・ グリーンピープルズパワー株式会社代表)
日時:6月12日(日) 13:30 – 15:30
会場:大磯町立図書館2階 大会議室
参加費:300円(エネシフト会員は無料) 予約不要 定員30名 終了しました
世界的な化石燃料価格上昇により、電気料金の 値上がりが起きています。
化石燃料と関係のない再エネまで高騰するのはなぜでしょうか?
いったい今、何が起きているのか。
電気料金の裏側でなにが起きているのかを 知り、一緒に考えてみませんか。
エネシフトニュー スでご紹介した大磯町内の障害者福祉施設「かたつむりの家」の太陽光発電と蓄電池を設置し た グリーンピープルズパワー 代表の竹村英明さんが講師です。ご参加をお待ちしています。
講演資料をアップしました。
講師の竹村英明氏のご厚意で、講演資料を掲載させていただきます。
江守正多先生のビデオ『地球温暖化のリアル』を見て・話す・考える
5月21日(土)10:00 - 12:00
予約不要・参加無料
大磯町図書館本館2階 大会議室
勉強会は終了しました
気候学者の江守正多氏はお隣の二宮町のご出身。たくさんの動画や講演を通じて気候変動危機の警告を発信する超売れっ子の学者さんです。今回視聴する『地球温暖化のリアル圧縮版①②③』は中高生にも分かる初歩からのレクチャーです。どなたのパソコンからでも見られる公開動画ですが、ここで一緒に見てその後に互いの感想や意見や何やかやを話すのがミソです。ご参加下さい。
江守正多(えもりせいた)氏 国立環境研究所 地球環境研究センター副所長 専門は地球温暖化の将来予測とリスク論。著書に『地球温暖化の予測は「正しい」か?』、『異常気象と人類の選択』ほか。
会員限定勉強会
SDGsの適切なあつかい方
持続不可能な世界を変えるために
環境ジャーナリスト高橋真樹氏にきく
日時:6月12日(土)
午後2時~4時
*1時半開場
会場:大磯町立図書館
2階大会議室
賛助会員限定 20名(要予約)
参加費無料
昨年2月に予定していた環境ジャーナリストの高橋真樹さんの講演会を、新型コロナ感染拡大のため延期していましたが、6月12日(土)に会員20名限定で開催いたします。内容も新たにして、高橋さんの最新刊のテーマでもあるSDGsについてです。換気、検温、人数制限などの感染対策を取り、限定された参加者をお迎えして行います。お手数ですが、参加ご希望の方は下記あてにご予約ください。
問合わせ・予約 email:eneshiftoiso@gmail.com
電話:080-3217-0817(岡部)
勉強会のご報告
2月29日に予定していた高橋真樹氏講演会を延期してから、エネシフトの活動もしばらく休止状態でしたが、7月に定例会を再開、9月には「エネシフトニュース第15号」を発行、徐々に新型コロナ感染防止に対応した形で活動を始めました。
そして、10月4日(日)には賛助会員20名限定で満田夏花さんを講師に迎えて勉強会「自然エネルギーの持続可能性とは?」を開くことができ、久しぶりに意見を聞いたり交わしたりする楽しさを感じました。
大規模ソーラー発電所による乱開発は見える形で問題となっていますが、同じく固定価格買取制度(FIT)を利用したバイオマス発電の大規模なものは大量の輸入原料を使い、海の向こうで起こっている問題が私たちの目には見えにくくなっています。バイオマス発電の原料となるパームオイルや木質チップなどの生産のために、アマゾンやインドネシアの熱帯雨林やカナダの温帯雨林が破壊されていることを聞き「自然エネルギーだからOKというわけではない、首都圏の電気を福島の原発が作っていたのと同じ構造がそこにあるのではないか?」と感じた方は少なくなかったのではと思います。
小規模分散型の地産地消に近い自然エネルギーの利用が理想の形だと、大磯エネシフトの活動の方向はこれでいいのだ!と再確認した思いです。 (九鬼)
なお著作権法との関係で、出典の明記が無い写真については当会ウェブサイト上での提供を取りやめております。
新型コロナウイルス感染症をめぐる社会情勢を考慮し、
2月29日(土)に予定していた高橋真樹氏講演会
「エネルギーシフト!私たちができること」の
開催を延期することにいたしました。
参加を予定されていた皆さまにご迷惑をおかけいたしますが
ご了承くださいますようお願い申し上げます。
延期日程等は改めてご案内させていただきますので
どうぞよろしくお願いいたします。
講演会資料は以下からダウンロードください。
※下記の講演会は終了しました。ご参加ありがとうございました。※
今年は太陽光発電の余剰を固定価格で買い取る制度が始まって10 年目。
売電の固定価格期間が満了を迎える家庭がこれから順次増え 、うちで発電した電気は売電せずに自家消費するのが合理的な時代になりつつあります。
余った電気を使う か? そのまま売るか?
2011 年福島第1 原発事故を機に、 一気 に増えた 増えた 住宅用 太陽 光発電設備ですが、この ごろ 業者の勧誘もとんと少なくりました。 以前 と 比べる電力会社への売電価格は半分以下ですが、パネル価格も 半分以下になっています 。
そもこれから太陽光発電を設置する って どうなんだろ?
太陽光発電を もう 設置している家庭と、 まだ 設置を 検討中の 家庭、2 つの実例報告をまじえながら電力事情エキスパー ト・竹村英明氏ととも に住宅用太陽光発電のこれからを考えましょう。
<講師の紹介>
竹村英明氏(イージーパワー株式会社代表取締役)
2004年から環境エネルギー政策研究所。飯田市おひさまエネルギー事業立上げを担う。その後エナジーグリーン株式会社副社長。2011年eシフト立上げ、2013年より原子力市民委員会メンバー。2014年に市民発電事業をつなぐ市民電力連絡会を設立、現在理事長。2015年イージーパワー株式会社設立。
9月2 9日( 日)午前10時~11時半
大磯町立図書館 本大会議室
参加費: 300 円(会員無料) 円
新聞各紙にも掲載され、来場者が100名を超える盛況で終えることができました。
2つのミニ講座(「市民運動とメディア」を石川理事、「教育」を山村理事)で
映画を深く理解できてよかったという感想が多数寄せられました。
ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
大磯エネシフト理事でもあられた舩橋氏の著作が刊行となりました。
同氏の研究業績を体系的にまとめた集大成であり、氏の急逝後に
研究者である遺族や教え子の尽力で遂に完成になりました。
8月23日(木曜日)に、映画「おだやかな革命」の上映会を下記の通り開催いたします。
映画「おだやかな革命」についてのご紹介は、↓のウェブサイトよりご覧ください。
「午後から雨」という予報を少し気にしつつ、ソラにがんばって~!とエールを
送りながら準備を始めたその日5月19日(土)でしたが、結果はみごと日焼け
が心配になるほどのいいお天気でした。
カトリック大磯教会の庭では太陽光発電所「ソラ」があふれる太陽光を受けて静
かに発電中。カフェはその横の草地で午後1時からオープンしました。メニュー
は太陽光の電気で沸かしたコーヒーやお茶、ソーラークッキングで作ったお菓子。
白井さんのバイオリンや飯田さんのピアノの心和ませる調べも流れます。(電子
ピアノの電源は太陽光電気を利用)
参加してくださったのは大人20人とこども6人。昼下がりの時間をおしゃべり
したり、駆け回ったりしてゆるりとと過ごしていただきました。
教会に太陽光発電所がある、太陽光でお茶も飲めるしピアノも弾ける、そんなこ
とを知っていただける機会にもなったでしょうか?
緑がきれいで蚊もまだあまり気にならないこの季節、良いお天気に恵まれたのは
ほんとうにラッキーでした。次回のソラカフェもいい天気になーれ。
(文責・九鬼)
12月2日にスイスのエネルギー政策の概要とスイス・レングナウ村のエネルギー行政にかかわりを持つマルクスさんが講演してくださいました。スイスがどのように国家政策に脱原発および温暖化防止を目指した再生可能エネルギーの強化を位置付けているのか,またご自身が深くかかわるレンドルフ村を例にとりながら,現場でどのように具体策が取り組まれているのか,ご自身の経験に裏打ちされた,また詳細な報告をいただき,大変意義ある講演会となりました。ご参加いただいた皆様にも,大変ありがとうございました。
以下に報告資料をアップしておきます。
<大磯エネシフト,九鬼理事,山村理事も通訳でご活躍でした!>
講演会報告 7/15 「ご存知とは思いますが・・・電力会社、変更できます」 講師:竹村英明氏 市民電力連絡会理事長
2016年春の電力自由化からもう1年以上経ったが、まだ決めかねている人も多い。
そこで、電力自由化なら何でもこい!の竹村英明さんを講師にお迎えした。
竹村さんのお話は基本のお話から始まった。
◆電力自由化とはどういうことか?
電力自由化とは既存電力会社が<発電・送配電・小売>に3分割されたということ。その結果、誰でも発電でき誰でも電気を売ることができるようになった。
◆新電力と契約して停電が起こったりしないか?
エリア全体で電気の需給を調整しているので停電にはならない。新電力の発電量で足りない分は他社分から補うので新電力と契約すれば全て再エネ電気が使えるわけではない。
あとに続く少しややこしい話は、当会HPに掲載の報告資料をご覧いただきたい。
電力自由化と契約切り替えについてはよく分かった。しかし、話を聞いたあと、個人的にまだもやもやしたものが残る。というのは私はまだ切り替えを決めかねている大勢のひとりなのだ。うちは東電(昨年4月に東電エナジーパートナーという名称に変更)の「電化上手」という<お得プラン>と契約していて、夜間の電気代がとても安い。たしか東電の場合、通常は1kWh 当たり26円(月使用量120kWh~300kWhの場合)または30円(同300kWh超)なのに「電化上手」契約では夜間(23時~7時)は12.16円である。蓄熱暖房機を使用している我が家は、冬場この安い電気で深夜に蓄熱して1日の暖房を行っている。それもかなりの電気を使って。こんな割安のプランは新電力にはない。
この機会にと「全く個人的な悩みで恐縮です。東電とはサヨナラして再エネ優先の新電力を応援したい。でも電気料金が莫大になるのは困る。こんな私はどうしたらいいんでしょう?」と竹村さんに質問した。たしかお答は要約するとこんなふうだった。
「夜間に電気代を安くしたのはかつて原発の電気が夜に余っていたからなんですよ。(ギクッ)発電業者側から考えれば、1kWhにつき電気の仕入れ価格が12円、それに託送料金が9円、再エネ賦課金2.65円などなど足すと夜間料金が12.16円って無茶苦茶です(早くそんなやくざな契約は切れって?)」
私は「自分が決断できるか?の問題ですね」と質問を終えた。やはり、ポリシーと現実の間に揺れるのだった。両立する手はないのか?
と、ここで終わると我が家の電力契約切り替え問題はやっぱり未解決!という印象のみ残してしまうので一言付け加えておく。竹村さんは講演後に食い下がる私の細かい質問に実に誠実に対応してくださった。今後、自分で調べたものを「こんなことできますか?」と質問していこうと思う。竹村さんたちが起ち上げた電気小売会社「グリーンピープルズパワー」が相談にのってくれる。http://www.greenpeople.co.jp/home(九鬼記)
「脱原発弁護団全国連絡会」の共同代表であり,全国の原発差止訴訟の中心的人物の,弁護士河合弘之氏が,飯田哲也氏とともに世界中をとびまわり,各国の自然・再生エネルギーを追ったドキュメンタリーです。
私が興味深かったのは,米国国防省の再エネの取組み!これにはびっくりしました。戦地では燃料等物資運搬にかかる人的物的費用が多大で,オフグリッドな太陽光発電システムの利用を進めるのだ,との説明。「なるほど!」と思いましたが,スクリーンにうつる河合弁護士同様に,「軍隊が再エネかぁ…」と虚を突かれるというか。
しかし,再エネで戦争から,再エネで戦争がいらなくなる,に移行するだろうという,ロッキーマウンテン研究所所長エイモリー・ロビンス博士は説明します。すべての戦争は原油の争奪が目的だから,再エネが原油由来のエネルギーを代替すれば,戦争の原因はなくなるだろうと。米国コロラド州の標高2000メートルの山岳地にある,ロッキーマウンテン研究所は,暖房ゼロでも熱漏れがなく,内部ではバナナが育っている…そんな映像を見ながら,未来はそこまで来ている,と思うと同時に,原発再稼働にいそしむ日本のガラパゴス状態がよく理解できました。
午後の部では,映画上映後に河合弁護士が登場し,映画の作成理由などを語ってくださいました。映画の中でも素敵なファッションセンスの方でしたが,当日もピンクのジャケットに襟元にブローチ(すいません,物販に忙しく,しっかりチェックできていません…)と,とても素敵でした。
大下栄治さん著の「逆襲弁護士河合弘之」(祥伝社)によれば,河合弁護士はかなりの経営者感覚を持ってらっしゃる方!バブル経済華やかなりし時代に活躍された方で,そのようなある意味「ふつう」の方が,小泉元首相とともに自然・再生可能エネルギー普及に粉骨されてらっしゃるわけで,これでピンとこない日本経済は,TPPじゃないですが本当に「バスに乗り遅れ」ますよ,と思いました。
以上,大磯エネシフトの子連れ理事,小田志保でした。
太陽、風、地熱、バイオマス… 世界7カ国を巡り自然エネルギーの「今」を知る。
映画『日本と原発』『日本と原発 4年後』に続く河合弘之監督作第3弾で
国内各地のご当地エネルギーの取り組みも紹介されている最新作で
『日本と再生~光と風のギガワット作戦』上映会
会場 : 大磯町立図書館本館 大会議室
日時:2017年3月26日(日)
第1回10:00~11:40(9:30開場 )この回のみ託児あり*3日前までに要予約
第2回13:30~15:10(13:00開場 )終了後、河合監督挨拶予定)
チケット:一般1000円 賛助会員・18歳未満:500円
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50名を超える参加者を迎えて会場は満席でした。主催者としてはうれしくも冷や冷やしました。(これ以上来場者があったらどうしよう・・・)
福岡県みやま市は人口約4万人のまち。磯部さんはみやま市で日本初の自治体出資による電力会社「みやまスマートエネルギー」を経営する社長さんです。そもそも自治体が出資して電力会社を作ったということが画期的ですが、もっと衝撃的なのは、大磯町とそれほど規模が違わない地方の小さな自治体がエネルギーの地産地消都市を目指して進んでいるということでした。(大磯だってできるかも・・・)
事業の目的は二つ、と磯部さんは言います。一つは人口減少などの地域問題の解決。もう一つがエネルギーの地産地消。地産地消することで地域内のエネルギー需給のセキュリティーをはかり、地域経済の活性化にも役立てる。この新しいエネルギー事業を行政課題解決に役立て、みやま市の目指す将来像への一助とするというスタンスです。そして地産地消のエネルギーは太陽光発電を主とする再生可能エネルギーです。
昨年春に会社を起ち上げてから事業は順調。九州電力よりも高く買って安く売る電力売買のほか、契約者に配布するタブレットを通じての高齢者や子どもたちの見守りや助っ人などの無料サービスも始め、利用者、自治体、事業者の三者それぞれにとっていい感じの出だしのようです。また、価格競争に対応していくために他の自治体との再生エネルギーのやりとりを始めたり、エネルギー事業を模索する自治体に対してみやま市モデルを共有化して初期リスクを軽減する支援を始めたり、自治体間の横の連携も活発化しているそうです。(事業の詳細は当日の資料を当HPにアップしていますのでご覧ください)
それにしても、なぜみやま市でこんな画期的なことが可能になったのでしょうか?尋ねてみたかったことが最後に会場からの質問によって聞くことができました。企業勤務時代にスマートシティ事業を担当していた磯部さんが交渉相手として出会った自治体首長のなかで誰よりも熱く反応してくれたのがみやま市長だった、ということのようです。この出会いが幸運だったには違いありませんが、現在のエネルギー事業にむすびつけるまでの努力には脱帽です。みやま市がんばれ! (九鬼記)
吉原毅さんをお招きしての勉強会「ソーラーシェアリングのはじめ方」には20名を越える方々にご参加いただきました。
「日本の農地すべてでソーラーシェリングを行なえば、原発1840基分の発電量となる。現在日本に原発は50基。全農地の、本の数パーセントのソーラーシェアリングですべて賄えるのです。」
情熱的な吉原さんのお話のあとに活発な質問や意見交換が行われ、とても示唆に富んだ充実の会となりました。
吉原さんは信用金庫の理事長という立場でありながら、2011年の震災・原発事故以後ずっと脱原発を提唱し自然エネルギー導入を推進してこられた方です。 今回の勉強会はソーラーシェアリングの具体的な紹介と、信用金庫としてその普及をサポートしていきたいというお話でした。明確な哲学と将来を見据えた
構想を持ちつつ、目の前の現実や問題と向き合い対処し実務をこなす・・・言うは易くとも実際には難しいことです。しかし吉原さんはそれを日々こなしてい らっしゃる。
その原動力は何でしょう?とお聞きししたところ、「信用金庫の歴史です。金を貸して儲けるだけが金融機関ではありません。地域を守り豊かにすること、そして人々の生活ひいては社会全体を良くすることがその存在意義です」というお答えでした。原点に立ち戻る、そこからぶれないとい うことですね。
ソーラーシェアリングについての知識と、それにも増して理想の社会についての考えに触れる貴重な機会だったと思います。 山村記
4月からの電力自由化に伴ない、生活クラブエナジーに売電先を変更したことで、原発に依存しないエネルギーシステムへの変換という私どもの理念に一歩近づくことができました。
これを機に、季節もよし、電力自由化という時期もよしということで一日限定の無料カフェ『ソラcafe』を下記のように企画しました。
皆さまにはぜひお越しいただきたく、ご案内申し上げます。
日時:5月21日(土)午後2時~4時
場所:カトリック大磯教会内 太陽光発電所「ソラ」周辺(雨天時は教会内で開催)
内容:今だから聞きたい電力自由化のはなしや、これからの太陽光発電の見通しなど、ハーブティーやコーヒーを楽しみながら自由におしゃべりします。きれいに咲いた花も見に来てください。お日さまがたっぷりならソーラークッキングの実演も。
どなたでも参加できます!
主催:一般社団法人 大磯エネシフト
問い合わせ:080-3217-0817 岡部
協力:湘南生活クラブ生協 コスモなかぐん運営委員会
理事長 岡部幸江
3月に新設された『ふくしま自然エネルギー基金』の設立記念シンポジウムに寄せられたシェーナウ電力のウルズラ・スラーデックさんからのメッセージを、あふれんばかりの希望と共にお伝えします!
なおシェーナウ電力は世界の市民発電の草分けであり、ドイツ脱原発の原動力となった電力会社です。
2016年3月11日
一般社団法人 大磯エネシフト
理事長 岡部 幸江
皆様
いつも私たちの活動をご支援いただきありがとうございます。3・11から5年の春、
「電気」を選べる時代の幕開けをまえに、以下のお知らせをさせていただきます。
生活クラブエナジーへ契約変更のご報告
「みんなの発電所」1号「ハル」、2号「ソラ」の売電先を、環境にやさしい電気の共同購入をめざす生活クラブエナジーに変更しました。持続可能な社会への小さな一歩とみなさまにも喜んでいただければさいわいです。
(*生活クラブエナジーは生活クラブ生協が設立した電力小売り会社です)
パワーシフトキャンペーンのご案内
環境・エネルギー問題に取り組む団体で運営するパワーシフトキャンペーン
http://power-shift.org/declaration/(大磯エネシフトも賛同団体)
HPからパワーシフト宣言(自然エネルギーを買いたい!宣言)すると市民の声を可視化できますのでぜひご参加ください(最新情報がメールで届きます)。
電力自由化関連情報
・電力自由化Q&A
・パワーシフトな電力会社と申し込みを開始している小売り電力会社
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上原公子さん講演会は、窓から射し込む陽光と50名の参加者の暖かさの中で行われました。テーマは「民主主義と自然エネルギー」。お話は福島原発事故以降の日本のエネルギー状況に始まり、後半は民主主義と憲法へ。上原さんは、学生組織「シールSEALDs」が「この国の平和憲法の理念は、いまだ達成されていない未完のプロジェクト」と喝破したことを紹介し自身も「自らがんばらないと民主主義は手に入らない」とおっしゃいます。
前半で3.11以後のエネルギー政策に対する日本政府とドイツ政府の姿勢が大きく違ったその理由について上原さんは様々な要因を挙げられましたが、私のなかで後半と強く結びついたのは、ドイツでは黒い森消滅やチェルノブイリ事故などの問題が起こる度に市民が発言・行動し続けた30年の実績があったということでした。「不断の努力」が大事なんですねぇ。
会場の温度は上原さんのストレートな熱弁が加わって講演会終了まで暖房無しで十分な暖かさ。「発電よりまず節電」という講演でのことばを実行できました。
上原さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。 (九鬼記)
辰巳菊子さん講演会にて出された質問に対する回答をHP左下の小欄にUPしました。
たくさんの質問をしてくださった熱心な聴衆の方々、超のつくご多忙の中回答してくださった辰巳さん、エネシフトからの回答の部分に協力してくださったひらつかエネルギーカフェの中村さんに、心より御礼を申し上げます。ではどうぞご覧ください。
そして12/20の上原さん講演の時も、時間のある限り熱い質問をお願いします!
辰巳菊子さん講演「電気の選び方を考えてみましょう!」には57名の方々がご来場くださいました。「電気の一生、商品の一生」「節電は面積より高さで(総量よりピーク時の節電を)」「安過ぎるということは誰かが泣いているということ」など示唆に富んだお話も素晴らしかったのですが、辰巳さんの気取らない偉ぶらない、しかし情熱的なお話しぶりに会場全体が引き込まれていました。
当日、お答えできなかった質問は辰巳さんにお伝えしつつ、エネシフトが責任を持ってこのHP上でお答えする予定ですので、少しお待ちください。
なおパワーポイントの操作を一手に引き受けて下さった中村さん、託児のためにスタンバイしてくださった佐藤さんに、この場を借りてお礼を申し上げます。(野尻記)
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「ソーラークッキングをご一緒に」
10月10日(土)にカソリック大磯教会の庭をお借りして行いました。
講師は茅ヶ崎の西川豊子さん。20年前からソーラークッキングの普及に
遠くはアフリカまで出かける筋金入りの元気な方です。
当日はあいにくの曇天でソーラーのほうはガーリックラスクだけ。
講師手作りのロケットストーブ(写真:薪が燃料)を使って、ご飯、鶏と野菜のスープ、レーズンとクルミ入りパンをセットし、料理が完成するまで西川さんの楽しい(?)アフリカ体験談を聞きました。
薪で炊いたご飯の甘みに感激しつつ、次回はお日さまが活躍してくれるよう願いました。
田中洋子
9月18日午後、大磯町生沢の生沢会館で『ソーラーシェアリング講演会』開催しました。ソーラーシェアリングは、農地で耕作物を作りながら、藤棚のように設置した太陽光パネルで太陽光発電を行い、再生可能エネルギーの普及と農業経営の安定向上を目指すというものです。
生沢地域は農業や乳業が営まれている地域で、「大磯町でのソーラーシェアリングはこの地域から」と期待を込めての開催でした。
講師でCHO技術研究所代表の長島彬さんは、50万年の人類の歴史と産業革命から200年に満たないエネルギー産業の変遷、そして原発事故…。人類の進化発展は、再び自然エネルギーに時代に入ろうとしている…と前段を論じ、メガソーラーは自然と環境破壊につながるが、ソーラーシェアリングは、売電収益とともに、遮光率や光飽和点の研究によって農作物の収穫を質と量で向上できること。資金調達や農地法での手続き問題、災害や保険・保証など普及にはだかる問題を1つ1つ整備して行けば必ず展望が開けると要領よく、分かりやすく話をすすめてくださいました。
参加者からは、「景観との兼ね合いはどうか」「今後の蓄電技術と経費はどうか」「発電原価と電気料金、再エネ賦課金の関係は…」などの質問が出されました。
参加者は24名で、地元生沢から4名、町会議員が6名参加するなど、大磯町にも
ソーラーシェアリングへの関心と期待が感じられる講演会でした。
なお、講師の話によると、神奈川県下には純粋に農地を使ったソーラーシェアリングはまだできていないとのことでした。(佐藤記)
夏休みに工業高校の生徒さんがエネシフトのふたつの発電所を見学に来てくれました。
太陽光発電をテーマにAO入試を受けるのだそうです。真夏のピーク時には約10パーセントの電力を太陽光発電でまかなうようになった日本(by朝日新聞)。入試にも登場して、今や、その導入の是非を問う、という段階ではなくなったことは明白です。
では、簡単に大磯エネシフト発電所の基本情報を記します。
①大磯町内マンション屋上にある第一号発電所
・メーカー:カナディアンソーラー社
・1枚250W×60枚=15000W (15KW)
・多結晶パネル
②カトリック大磯教会の敷地内にある第二号発電所(みんなの発電所)
・メーカー:カナディアンソーラー社
・1枚255W×56枚=14280W
・多結晶パネル
工業高校の生徒さんということで、少しつっこんだ質問にも答えられるよう、今回はメーカーのカナディアンソーラー社の方にも同行していただきました。ここ にはエネシフトの発電所の基本仕様を記しましたが、メーカーの方に伺った太陽光パネルについての詳細は左下のエネシフトメンバーズ・スピークアウトの方に載 せますので、そちらの方も是非ご覧になってください。(野尻)